国家資格だけでは飛ばせないドローンの現状!
国家資格制度が始まって約1年経過しましたが、まだまだ制度について不明確な部分が沢山あります。
ここでは、国家資格を取得したものの「ほぼすべてのドローン飛行」にある条件が必要である事を解説していきます。
※国家資格取得で重要な5つのポイント!
ここでのポイントは5つ!①~⑤までを以下に解説致します。十分ご理解頂く必要があります。
①国家資格を取得したい人の割合
「国家資格取得」要望をお持ちの方は、民間スクールを受講された方が圧倒的に多い現状です。つまり、現在すでに飛行可能な方が、国家資格への道を選択する傾向にあるのですが…国家資格を取ると…すべて解決!?…実はそこに落とし穴があるのです…!!!!
②国家資格を取得はしたものの…
結論…現在の制度では、「国家資格」のみで市販のドローンを飛行させると「航空法違反」となります!つまり「民間スクール制度」と同様に「国交省の飛行許可・承認」が必要なのです。それは…日本国内において「国家資格」のみで飛ばせる機体がほぼ無いからです!
③機体認証の取れた機体を飛ばす事!
「国家資格」「安全を認証された機体」この2つが揃う条件下ではじめて「許可・承認」を省略し飛行出来るのです。
④機体認証は、DJIも取れてない!!
現在日本国内でもっとも高いシェアを有する「DJI」製のドローンでさえも機体認証を受けた「市販機」は1機種もありません!!つまり、特別な機体を除けば、通常購入できる機体を「国家資格保有」だけで飛ばせないのです!ご注意下さい。
⑤「許可・承認」申請で今まで通り飛行OK!
現状「認証された機体」が市場にほとんどない状態であり「国家資格」は、「技術を証明する」に留まっています。「機体認証の取れていない機体」の飛行においては、これまで通り国交省の「飛行の飛行許可・承認」取得でOKです!
最後に
無駄とも思われる国家資格ではありますが、
近い将来「免許所有が必須」となることを踏まえ
今後も法律は適宜変更されるため今のうちに「取得」にチャレンジしてみてはいかかでしょか!
当講習機関は安心のサービスを提供いたします。
JMAでは、「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」の発行申請をお手伝いできるサービスを提供しており
現在の制度でも安心して飛行できる体制整備構築が出来ます!